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凄い!クロングレイシー大晦日のRIZINライジン③ [総合格闘技]

しびれた~山本アーセンvsクロングレイシー戦


今大会で最も目を引いたのが山本アーセンvsクロングレイシーのカードの一戦だった。


共にが素晴らしい家系に育ったサラブレッドだ。


クロングレイシーはグレイシー柔術の祖エリオグレイシーをおじいさんに持ち、


父は400戦無敗、人類最強と言われたヒクソングレーシーだ。



グレイシー柔術の中でも最も強かった父のDNAを受け継ぐ次男である。


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ヒクソングレイシーの弟のホイスグレイシーは日本でも有名である。


ホイスグレイシーはUltimate Fighting Championship


(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ、略称UFC)で3回優勝している。


一方山本アーセンはミュンヘンオリンピックグレコローマンレスリングで


57kg級7位のおじいちゃんを持ち、母は元レスリング世界チャンピオン、


叔父は総合格闘家の山本KID、叔母は元世界チャンピオンの山本聖子


という家系に育つ。


お互いに甲乙つけがたい優れた遺伝子を受け継いでいる。


この両者が交われば凡戦におわるはずがない。


いや事実期待以上、少しも目の離せない強烈な試合となった。


勝負はクロングレイシーが常に先手を取って攻めに攻め。


しかし通常の強い格闘家でも絶対絶命のマウントポジションや


腕ひしぎ逆十字固め、三角締めなどありとあらゆる角度から


技が進入してくる。もうだめかと思ったポジションからの


驚きの体の入れ換えが冴えた。


脅威の返しだ。


野生動物のような凄まじい反射神経で間一髪を何度かかわしてみせた。


攻めも攻め、守りも守った見ごたえのある攻防だった。


しかし、一日の長なのかあのクロングレイシーの神業はすさまじかった。


まさにあり地獄に落ちたアリを仕留めるがごとく、


くもの巣にかかった虫を操るがごとく、


とてもあの技から脱出するのは不可能にさえ思えた。


とにかく両手、両足そして全身を駆使し強烈に引き付ける力が凄い。


はんぱない引き付け力である。


野生のバッファローでさえ絞めあげるのではないかと思う凄まじさであった。


この試合により再びグレイシー柔術の光は再び日本で光りだしたように思えた。



2015年12月31日ライジンによって格闘家そして


格闘ファンの我々には大きな楽しみが出来たといえるだろう。


そして敗北を味わい大泣きしてリングを後にした山本アーセンも


これから目が離せなくなった。

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ヒョードルが遂に 大晦日のRIZINライジン② [総合格闘技]

~空白の格闘技なき10年間、まるで夢のようであった~


まさかヒョードルが日本でまたみれるなんて!


PRIDEが消え、毎年毎年淋しい大晦日はわたしだけではなかったはず。



それが10年も経つのに当時活躍していた格闘家がまた見られるなんて~



感慨深いものがあった。



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それにしてもヒョ-ドルはいいね!しかしRIZINの役員に文句を言うと


すれば対戦相手を代えて欲しかった。


相手はインド人で確かに身体はデカいが、世界を制した氷の


こぶしを持つ霊長類最強とまでいわれたヒョードル。


戦う相手にしてはあまりに格が違いすぎた。



逆にあのインド人ももう少し下位のクラスと戦わせて修行をする時間を


与えると意外に面白い格闘家になれるかもしれない。


あの試合だけではポテンシャルは判断できないが、新人としては


わるくはなかった。



しかし果たしてRIZINの次期の出場はないのかもしれない。


あの対戦カードはたんなる番狂わせなしに確実にヒョードルが勝てる


無難な相手をチョイスしたように私は思えた。


インドの国はまだまだアメリカ、オランダ、ロシア、ヨーロッパ、


そして日本の国の格闘レベルまでいっていないように思える。


育ちは日本らしいが。


RIZINの人気で再び総合格闘技に火をつけるにはヒョードルなくして


は考えられないんだろう。


仕方がない。軽量級の格闘家が人気があるといえどだ。


次のRIZINはまた年内におこなわれるのだろう!


 あとは第2のヒョードルの出現を期待したい。


強い外人もどんどん日本のRIZINに参入してもらいたところ。


しかしアリスター・オーフレイムにはまだ待ってもらいた。


今のヒョードルならヒョードルが勝つのは厳しいかもしれない。


もし負ければ、再戦はあるだろうがそれに負ければ確実に引退し、


われわれはヒョードルをみれないことになる。


強者が勝ち抜くことこそ真の総合格闘技。


なるようになるのだろう~

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ライジンの曙vsボブ・サップ戦の検証!① [総合格闘技]

曙のボブ・サップ戦を検証してみよう!



第8試合目におこなわれた曙vsボブ・サップ戦だが


12年ぶりの対戦とあったが格闘ファンもそんなには期待してはいなかったが、


残念だがやはり曙は曙でしかなかった・・・



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これまで総合格闘技では成績がまったく残せなかった曙だが


プロレス団体ではチャンピオンにもなり、大晦日のサップ戦は


完膚なきまでに完全決着をつけたかったところ。


結果は曙、ボブサップに良いところなく判定負けとなった。


曙にとってもサップにとってもそして我々格闘ファンにとっても


がっかりの内容になってしまった。




誰がわるかったのか? 反則をしたサップか!?


解説の高田は「3回目の戦いを神様が与えてくれたと」


おいおい、これ以上あの二人の対戦は望んでいないぞ~!


っと突っ込みかけたくらい。



私の評価はこうだ。どう頑張っても今の曙にサップは倒せない。


その理由は、メンタル面につきるだろう。



もともと顔面は弱く初対戦ではサップのパンチ一発で


試合1ラウンド曙は前のめりでこれ以上ない


かっこ悪さで倒れ気を失った。


曙自身が言うように、「毎日が人生最悪な日を


忘れることはなかった」と言う。


ならばなぜ手出さない! 曙!



大相撲時代、強烈なつっぱりでライバルの若乃花を


土俵の外までふっとばしていた。


誰もが曙と対戦するのが怖がられていたあの曙はどこにいるのか?


強烈な立ち合いのツッパリがなぜできていたのか?


それは簡単である。


相撲は殴りあうスポーツではないからである。


そして自分よりかなり体格差のある小柄な相手がほとんどである。



そして日本古来の礼を重んじており、常に感情をあらわにせず、心乱さず、(気迫はあったが)


そして土俵に倒した相手には手を差しのべ・・・それが日本の国技なのだ。


だから元々相手も殺しには来ないので向かっていけたといっても言い過ぎではないでしょう。


その頃の曙の顔つきはそれは自信にみちて怖いオーラを出していた。


(当時のビデオを見ればわかる)



その後所属したプロレスも結局見せるショー的要素があるので、


殺しあうまでの真の殺気はない。


なので自分自身を出していけたのかも知れない。


その点、PRIDEやRIZINは相手はマットに沈める気で、


殺す気でかかってくる。


もともと気の優しい、そしてメンタルに弱さのある曙は


その点でこんな生きるか死ぬか的な戦いは苦手になってくる。


更に進めてみよう


検証一、相手に向かっていくメンタルが欠けているのでサップのパンチを


怖がりすぎて、顔を右に背けてしまう。


当然普通に打つサップのフックが後頭部にあたる。


これにイエローカードがあげられては


得意のパンチも打ちづらくなる。サップの立場になったらたまらない。


検証二、曙は攻撃できたはず。コーナーに追い詰められた曙は


左手でサップの首を抱えサップの強烈なパンチを防御していた。


では曙の右手はどうか? パンチを返せる体制であったが右のグロープは動かない。


攻撃するのが怖いのだ。


我々に例えるとこわもての兄さんが絡んできて殴られるが


例え隙のあるこわもてのお兄さんでも


怖いこわもての顔面にパンチを叩き込むのができない・・(笑)


そんな心境であろうか。


サップの顔面にすきがあっても抵抗すらしないで右手は遊んでいる。



検証三、サップとの初戦より多少格闘経験も積み防御が出来ていたせいで

会心の一発はくらっていない。

逆にサップをロープまで追い詰める時も数回あった。


しかし本来死に物狂いで倒さないと人生の汚名を返上できない立場の曙が、


プロレスのようにロープに詰めると、紳士のように離れては再び戦闘開始。


なんですかこれは! プロレスか! 今日は?


野生界だったら瞬間の隙を見せるだけで殺されるよ! メンタルが甘いね~


 曙が勝てるとしたらスタミナ切れしたサップをロープ際に追い込んだところを殴りまくり


そのうちの1発が運よくあたり、そのまま攻めまくる。これしかないでしょ。


そう、それしかない!サップは序盤ダッシュはできるが


すぐに息が上がるのが最大の弱点である。


再三の曙の頭の出血でドクターによるチェックの時も


サップのお腹は激しく波をうっていた。


サップのほうがあきらかにスタミナ消耗が激しかったとみえた。


以上、のようにサップをマットに這わす。


なっぐて殴ってボコボコニするメンタルを持って


いないとやはり大試合、ビッグマッチの組み合わせを考えないと同じことを繰り返すだろう。





違う対戦ならまだ見たいカードもあるかも知れない。


もし曙が今後、大化けするとしたら、小川直哉が柔道世界一か


らプロレス界に飛び込んできた時にアントニオ猪木に闘魂を注入して


大変身を遂げたように猪木の闘魂を注入してもらう以外にないのではないか。


プロの格闘家はどうみているのだろうか~


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